お宮参りの準備

お宮参りの準備をしよう!

お宮参りへ行くまでに事前に参拝する神社や撮影方法を決めておくと、当日スムーズに行動できます。
また、お宮参りへ行くときはどのような服装で行くべきか迷う方もいらっしゃるかと思います。赤ちゃんの着物やご両親の服装についてもご紹介しますので、参考にしてください。


これでお宮参りの準備は完璧!
お宮参り当日の持ち物リスト

お宮参りの当日の持ち物をチェック

お宮参りの当日に必要となる持ち物の一覧をご紹介します。

お宮参りの当日に必要となる持ち物の一覧"
オムツセット(オムツ、おしり拭き、ゴミ袋)
ミルク(粉ミルク、ミルク用の熱湯と白湯を入れたそれぞれの魔法瓶、哺乳瓶、授乳ケープ)
着替え、おくるみ
タオル
ガーゼハンカチ
抱っこ紐
母乳パッド
お子さまのおもちゃ
ウェットシート
着替え

赤ちゃんはまだ自分で体温調整ができないため、暑さ対策・寒さ対策ができるグッズも準備しておくと良いでしょう。ミルクやおむつなどはいざというときすぐに取り出せるように、荷物を分けておくのがおすすめです。また、生まれて間もない赤ちゃんはよだれや吐き戻しが多いため、タオルやガーゼハンカチが役立ちます。
ママの当日の服装が着物の場合は、ミルクを忘れずに持参しましょう。当日何があっても困らないよう、事前にしっかり確認して準備しておけると良いですね。
 

寒さ・暑さ対策グッズ

季節に合わせたアイテムをバッグに入れておくと、暑さや寒さ対策ができます。この時期の赤ちゃんは、体温調整機能が未熟です。体温調節をサポートするアイテムをカバンに入れておき、赤ちゃんが快適にお参りできるよう工夫しましょう。

夏のお宮参りにおすすめのアイテム
帽子
日傘
センス
ポータブルファン
冷感マット
虫よけアイテム
冬のお宮参りにおすすめのアイテム
上着
ブランケット
帽子
靴下 など


 

お宮参りでかかるお金を徹底解説!
 

1.お宮参りに必要なお金の相場

お宮参りに必要なお金は、参列者の人数や地域によって様々ですが下記の金額を目安にしてみてください。

平均総額
5万円~8万円
初穂料
5,000円
お祝い着
1万円~
記念写真撮影
2万円~3万円
食事会費
3,000円(1人あたり)

では、それぞれを詳しく見ていきましょう。

初穂料・玉串料:5,000円

神社で祈祷したときには、お礼として神様へ初穂料(玉串料)を納めます。一般的な相場は「5,000円」となり、次に多いのが「1万円」です。この金額の違いは、料金に応じてお守りやお札、お菓子などお土産の量や質の違いがあります。神社によっては指定している場合もありますので、予約時に確認することが大切です。中には「お気持ちで納めください」と個人にお任せするところもありますが、硬貨は使用せずお札を包むのがマナーです。わからない場合は、5,000円を目安にするとよいでしょう。

お祝い着:1万円~

お宮参りの赤ちゃんの衣装は、大きく分けて「和装」と「洋装」があり、それによって費用も異なります。一般的な着物(和装)であれば、3万円~5万円ほどで購入することができますが、グレードによっては10万円以上するものもあります。洋装の場合は、1万円~3万円ほど。どちらも購入するとなれば、それなりの費用がかかります。誕生してから1年の間はお祝い行事がたくさんあるため、この出費は大きいですよね。現代ではレンタルする方も多く、負担にならない範囲で賢く利用するのもよいでしょう。

記念写真撮影:2万円~3万円

写真館やスタジオ撮影:2万円~3万円

記念撮影と言ったらまず、この撮影方法を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?多くの人が利用している方法になりますが、料金はどのオプションをつけるかによって大きく異なります。大手スタジオでの撮影料は3,000円となりますが、そこにアルバムや小物などオプションを追加すると3万円前後になるケースが多いです。商品という形で写真を残したいと考えている方におすすめです。

出張撮影:2万円~3万円

最近人気を集めており、撮影方法の中で1番おすすめなのが出張撮影!カメラマンにお宮参りに同行してもらい、赤ちゃんの晴れ姿、家族写真の撮影をしてもらえます。料金は、カメラマンによって8,000円~3万円と幅広く、土日と平日で変わる場合もあります。料金なども検討の上、納得できる人を見つけましょう。自然光の中で、お宮参りの様子も綺麗に写真に残すことができ、赤ちゃんが大人になったときに思い出話で盛り上がることでしょう。

自分たちで撮影:0円~1万円

プロのカメラマンに撮ってもらうと、仕上がりも綺麗でプロならではの写真ができることでしょう。しかし、料金は決して安くはありません。その点、自分たちでの撮影は自分でセッティングできるため、予算を抑えることができます。赤ちゃんの機嫌を見ながらでき、赤ちゃんやママの負担も少なくすることができるでしょう。予算を抑えたい方やオリジナリティーあふれる写真を撮りたい方におすすめです。

お食事代:3,000円(1人あたり)

お宮参りでは、参拝後に食事会を開く方は多いと思います。食事会はレストランでも自宅でも構いません。ただし、主役である赤ちゃんが、まだ食事ができる時期ではないので、一人あたり5,000円以内に抑えるのが一般的です。

A.外食する場合:【昼食】2,000円~3,000円/人 【夕食】3,000円~5,000円/人

料亭や懐石などのコース料理の場合は5,000円ほどになります。子育てをしながら、家の片付けやご飯を作るのは本当に大変ですよね。外食ではそのような準備の必要がないため、安心ですね。

B.自宅でする場合:2,000円~3,000円/人

赤ちゃんが泣いてしまったらどうしよう⋯授乳のタイミングは?など周りの方に気を使わず、リラックスして食事を楽しむことができます。外食よりも料金を抑えられる傾向にあり、人数が多い場合などにおすすめです。

C.宅配の場合:3,000円~5,000円/人

赤ちゃんを連れての外食は大変です。しかし、ご飯を作るのも労力を費やしますよね⋯。そんなママのために、最近では、お祝い膳を宅配してくれるサービスがあります。ネットで簡単に注文することができ、準備する手間がかかりません。

 

お宮参りに手土産は必要?
祖父母へのおすすめ手土産や内祝いについて解説

 

お宮参り後の手土産とは

お宮参りに両家の両親(赤ちゃんにとっての祖父母)が来てくれた際には、

お礼の品として手土産を渡したほうが良いかなと考える人もいると思います。

特に決まりはありませんので、わざわざ用意しなくても良いでしょう。

きっと祖父母はお宮参りに参加し、赤ちゃんの健康と幸せを祈ることができたことが1番嬉しいのですから。

しかし、祖父母が遠方からわざわざ来てくれたり、

お宮参りのお祝い金を祖父母から多額にもらったなどとなると、

気を遣って手土産を渡したほうが良いかなと考えますよね。

手土産を渡す必要がある人や渡したい人に、

手土産の種類や変わりについて説明しま
す。

手土産種類や代わりになるもの

昔は手土産としてお赤飯や鯛、紅白饅頭を渡していました。

しかし、今はそのような風習が薄れています。

そもそも手土産の風習があった理由としては、父方の祖父母が食事会を開催し、

母方の祖父母が着物などの衣装を用意してくれていたからです。

そのお礼として手土産が考えられていたのでしょう。

しかし今は、食事会を開催せずに解散したり家で会食をしたり、

衣装はレンタルと簡略化かつ祖父母の負担が減ったお宮参りの形式が増えているのです。

現在は昔と違い、赤ちゃんやお母さんの体調を考えてお宮参りを行うことが多く、形式にとらわれていません。

このことから風習が薄れているのでしょう。

祖父母がしきたりにこだわっているようであれば、事前に確認しておく必要があります

そして今は、手土産というよりも内祝い(お祝いしてもらった人へのお返し)としてという形が多くなっています。

持ち帰ってもらう物を渡す際は、お菓子や
お茶など日持ちするものがおすすめです。

お菓子の好みがわかっていれば和菓子でも洋菓子でも良いでしょう。

特にバームクーヘンは、断面が樹木の年輪のように見えることから、

「末永い幸せ」「繁栄」などを連想させる縁起の良いお菓子として、

慶事の贈り物でよく用いられているので、迷った際はおすすめです。

相場としては3000~5000円程度で良いでしょう。

内祝いは物ではなく、代わりとなるものを用意する人も増えています。

例えば、お宮参り後に食事会を開催し、食事会の費用をこちらが全額負担することです。

もちろん食事会ではなく、家に招待し出前やテイクアウトを用意するのも良いです。

食事会は無理に開催せず、赤ちゃんやお母さんの体調を1番に考慮しましょう。

また祖父母の好みも事前に調べておくと、みんなが楽しめる食事会を開くことができます。

あとは、撮影した写真を焼き増ししてあげることも手ですね。

祖父母と赤ちゃんで撮った写真、両親と赤ちゃんの写真、赤ちゃんだけの写真など、様々な写真を渡すと喜ばれるでしょう。

神社で撮った写真に限らず、もし写真
館やスタジオで撮影する場合は、額縁で渡すと特別感がありますね。

今は写真をキーホルダーやアクセサリーにもできるので、それを渡しても喜ばれるのではないでしょうか。

お宮参りのことを考え過ぎて気負いせず、どうすれば祖父母に喜んでもらえるか、

みんなが楽しめるお宮参りになるかを考えるだけで素敵なお宮参りになりますよ。
 

お宮参りの内祝い

~内祝いの選び方やマナーを知ってお宮参りに臨みましょう!~

お宮参りの内祝いは食事会などに代えて

内祝いの本来の意味は「祝い事があった際の喜びのお裾分け」であり、お宮参りにおいて祖父母は祝い事があった家の親族ですから、内祝いの用意は不要と言えます。

とはいえ、お祝いをいただいたら、なにかお礼をと考える方も多いでしょう。一般的には、お宮参りの帰りに食事の席を設けることがお礼とされています。必ず当日にすべきことではありませんので、赤ちゃんの体調、親族の都合などを考え合わせて予定を組みましょう。

遠方の方へは、菓子や雑貨などの贈答品に、お宮参りの写真や長寿の願いをこめた千歳飴などを添えるとよいでしょう。
 

お宮参りの祖父母のお祝い金相場は?
マナーを知って楽しくお祝いしよう


祖父母がお祝い金を贈る場合の相場は、五千円から一万円です。

金額に大きな差は出ない額ですが、相手方の祖父母との摩擦を未然に防止するためには、お祝い金をいくら包むか事前に相談しておくと良いでしょう。

また、お祝い金を包む代わりに、初穂料・祝い着・写真撮影代・食事会費などの費用を負担する方法もあります。

その場合は、相手方の祖父母だけではなく、なるべく早めにパパとママにも声をかけておくようにしてください。
 

お祝いの包み方や渡すタイミングとは

お宮参りのお祝い金を渡すタイミングに明確な決まりはなく、それぞれの家庭で都合の良い時に渡すと良いでしょう。ただし、お宮参りの費用にあてる場合には、事前に渡しておくとお宮参りの準備がスムーズに進みます。
渡すタイミング 基本的にお祝い金は、お宮参り当日に渡します。 お宮参りに参加しない場合は、事前に書留などで送っておくと「赤ちゃんのことを気にかけている」という祖父母の気持ちが伝わるでしょう。 また、関西地方では、赤ちゃんが「一生お金に困ることがないように」と衣装にご祝儀袋をぶら下げて参拝する「紐銭」という風習があるなど、地域ごとに風習やしきたりがあるケースがあります。渡すタイミングに迷った時には、住んでいる地域の慣習に沿った渡し方を心がけるとよいかもしれません。


 

お宮参りをしない選択はNG?やっておきたい理由とできない原因の解消方法 「友人にお宮参りをしなかった人がいる。」

「お宮参りをしない人はどれくらい?」
このように、お考えの方は多いのではないでしょうか。
最近では、お宮参りをしない選択が増えています。
そのため、多くの方が赤ちゃんの体調や家の事情を優先しています。
しかし、参拝をしないと、お子様への影響が気になりますよね。
今回は、そんな方のために「お宮参りをしない人の割合」について詳しく解説します。
 

お宮参りをしない人の割合

最近では、お宮参りへの考え方が多様になっています。
お宮参りにいかなかった人の割合は1割以上いらっしゃるようです。
旧来から続くお宮参りですが、なぜ1割以上の方は参拝しないのでしょうか。
次に、実際にお宮参りをしなかった理由を4つご紹介します。
 

お宮参りをしない理由

*お宮参りをしない家庭で育ったため、馴染みがない

*宗教が異なるので、お宮参りはしない

*家庭の事情で忙しくて参拝する機会を逃した

*母子の健康状態がよろしくなかったため、参拝を見送った

以上のように、ご家庭やご信条の理由でお宮参りの必要性を感じない方、当日のスケジュールによってお宮参りを見送った方がいらっしゃいます。
特に、後者は多くの方がお宮参りに行かない理由にあげています。
生後1カ月の赤ちゃんは、免疫力が強いとはいえません。
また、お母さんも同様に産後の体調は不安定でしょう。 体調やスケジュールに余裕が出るまで延期、ないしは「お宮参りをしない」という選択は適切といえます。

 

お宮参りをせず祝う方法

ほかの行事と合わせる

お宮参りは1カ月がおおよその目安です。
しかし、必ずしも1カ月後に設定する必要はありません。
お宮参り以降には、お食い初めや初節句、七五三のように行事は続きます。
そのため、「お宮参りとお食い初め」「お宮参りと1年後の誕生日」と合わせて祝う方がいらっしゃいます。
現在はお宮参りへの考え方がフラットになっているといえるでしょう。
母子の体調や生活の事情を考慮して、適切なタイミングを見つけることが大切です。
 

写真撮影で誕生を祝う

最近のお宮参りでは、「食事会のみ」や「写真撮影のみ」が一般的です。
選択肢の一つに「写真撮影のみのお宮参り」はいかがでしょうか。
お子様のご成長は目を見張る早さで進みます。
特に、誕生後の数カ月はあっという間に過ぎるでしょう。
二度とないお子様の瞬間を、写真で残してはいかがでしょうか。